胃・大腸がん検診は40才以上の市民が対象です。 子宮がん検診は20才以上、乳がん検診は40才以上の女性が受診できます。実施医療機関や日程は、各市町村の広報を御覧ください。


胃がん検診
 発泡剤を飲んだ後、造影剤のバリウムを飲んで、胃を膨らませながら、色々な角度 からX線撮影をします。胃がん検診で何らかの異常がみつかった場合は、胃の内視鏡(ファイバースコープ)による精密検査が必要です。前日の夕食を早めにとり、当日は何も口にしないでください。

大腸がん検診
 問診と大便中の、ヒトヘモグロビン検査
(大便の潜血反応、つまり目に見えない消化管出血の有無を調べます。)を2日続けて、二回行うのが一般的です。検査前の食事制限の必要はありません。一回でも陽性ならば、X線検査や内視鏡検査 などの精密検査を行う事になります。これは大腸がんのみでなく、その前癌状態のポリープなどでも反応しますので、がんの予防的発見法とも言えます。

子宮がん検診
 従来の頚部がんだけでなく、体部がんの検査も合わせて行われるようになってきています。特に子宮頚部がんは、早期発見の最も効率のよい対象と言われています。発生しやすい部分をへらでこすって細胞診を行います。コルポスコピーという膣拡大鏡での直接視診も行います。
肺がん検診
 基本的には、胸部X線検査と咳たん細胞診検査で行います。胸部X線検査は、正面から一枚と側面から一枚撮影します。必要な場合には喀たんの細胞診検査を追加しますが、指定の喀たんを集める容器に、3日間連続してたんをとってください。なんらかの異常があれば、気管支ファイバースコープ検査などの精密検査を受ける事が必要です。なお最近では、肺の高速X線CT検査が、微小病変の検出に威力を発揮しています。

乳がん検診
 一般的には問診と視触診検査、マンモグラフィ検査が行われています。腫瘤やくぼみ、乳頭からの分泌の有無をチェックし、早期に乳がんを発見することを目的としています。自己検診といって、ときどき自分で乳房を触診する方法を覚える事が大切です。これは、自分の手と胸の感覚の両方が同時に得られるので、小さなしこりを早期にみつけることができます。精密検査は超音波検査、病理組織検査等を行います。月経中や直前は乳房が硬くなるので、その時期はさけて下さい。

前立腺がん検診
 前立腺特異抗原(PSA)という腫瘍マーカーの血液検査を行い、その結果により精密検査をするかどうか判定します。前立腺がんの早期発見と早期治療を目的とします。


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