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約170種類ある大腸菌の中、腸管出血性大腸菌の一種。大腸で増殖を始めると、ベロ毒素という強力な毒を作り、その結果、激しい腹痛と下痢が生じます。便は鮮血便が特徴です。悪化すると、腎臓や脳組織が破壊され、溶血性尿毒症症候群に陥り、けいれんや意識の低下なども起こします。致死率は2〜3%ですが、乳幼児や高齢者では重症化しやすいので、成人より注意が必要です。1982年(昭和57年)、米国のハンバーガー・チェーン店で発生した集団食中毒で初めて発見されました。日本では1984年(昭和59年)に大阪府豊中市で、2歳の男児から検出されたのが最初です。 |