スギ花粉
スギの花粉は雄花の葯の中に生じます。一つの葯に三千三百個位といわれています。花芽は前の年の七月頃にできます。そして半年かけて花粉を作ります。
年が明けてからの最高気温の積算が一定の数値になると、スギの雄花が開花します。二月中旬頃に平均気温が十度になると、花粉が多量に飛散します。
スギの花粉が、即アレルギーの原因物質(アレルゲン)つまり抗原となるわけではないようですが、花粉中の特定の蛋白質が、抗原性を持っているようです。最近では、自動車の排ガス中の物質(特にディーゼルエンジンから出される微粒子)の人体に対する影響によって、抗原性が発現されると考えられています。また、生まれてから吸ってきた花粉の総量が、その人の許容量を超えると花粉症を発症するともいわれています。
スギ花粉が体内に入ると、体は花粉を侵入者即ち異物と認識して抗体という蛋白を作ります。この抗体が肥満細胞にくっつきます。そして、再びアレルゲン(スギ花粉)が体に入ってきた時に、抗原と抗体がくっついて反応し、肥満細胞からヒスタミンなどが放出され、アレルギー症状つまりくしゃみ、鼻みず、鼻づまり等が起こるのです。