鳥インフルエンザ  

 鳥類のインフルエンザは「鳥インフルエンザ」と呼ばれ、ヒトのインフルエンザウイルスとは別のA型インフルエンザウイルスの感染症。このうち、感染した鳥が死亡したり、全身症状を発症したりと、特に強い病原性を示すものが「高病原性鳥インフルエンザ」。
 
 鳥からヒトへの感染はめったに起こらないが、今までに数件の感染事例(143〜144人)が報告されている。
 症状としては、1997年の香港のH5N1型の事例では、発熱、咳などのヒトの一般的なインフルエンザと同様のものから、多臓器不全に至る重症なものまで様々な症状が見られた。死亡の主な原因は肺炎。
 2004年のベトナム、タイでの症例でも同様の傾向が見られた。一方、2003年のオランダのH7亜型の事例では結膜炎が主な症状で、一部の発症者に呼吸器の症状が見られた。