RSウイルス感染症について

Q1.
原因は?

パラミクソウイルス科のRSウイルスが、ヒトの鼻汁や喀痰などから、手指や物を介して接触感染するか飛沫感染します。


Q2.
症状ついて教えて下さい。

1. 発熱(場合によっては無熱)、鼻汁、咳そうの上気道炎症状が2〜3日続きます。
2. 気管から気管支、細気管支に炎症が及ぶと、咳が増強し、呼気性喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒュー)や呼吸数増加や陥没呼吸などの呼吸困難が出現し、更に肺炎になります。
3. 生後1カ月未満の新生児では、無呼吸が認められます。


Q3.
どんな検査をして診断するのですか?

1. 鼻汁を用いた迅速抗原検査で陽性
2. 胸部単純X線検査で、びまん性の肺気腫像(過膨張)・無気肺・肺炎像を認めれば、RSウイルス感染症と診断します。


Q4.
治療法は?

1. 輸液(点滴)
2. 気道分泌物の吸引除去
3. 加湿酸素吸入
4. 気管支拡張剤(β刺激剤)吸入
5. 重症例では、人工呼吸器使用
6. 無呼吸に対しては、キサンチン製剤(気管支拡張剤)を投与


Q5.
予防法はありますか?

1. 乳幼児は、生後1歳までに50%以上が感染し、2歳までにほぼ100%が、RSウイルスの初感染を受けます。
2. RSウイルスワクチンは、まだ実用化されていません。
3. 心臓や肺に基礎疾患がある新生児や乳幼児は、重症化しやすいので、冬の流行期は特に、保育所や人混みを、なるべく避けることです。

 


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