溶連菌感染症について

 

Q1.
溶連菌感染症はどんな病気ですか?

グラム陽性球菌の中、連鎖球菌(化膿連鎖球菌、溶連菌、A群連鎖球菌)によって発症する感染症です。


Q2.
どの様に感染するのですか?

家族内・学校・幼稚園・保育所・会社などで、集団生活をする人間が保菌者(キャリアー)となり、飛沫感染で集団内で感染します。



Q3.
症状について教えてください。

@溶連菌が人間の組織を直接破壊したり、溶連菌に対する人間の免疫反応による、急性感染症。

 急性咽頭炎・急性扁桃炎:発熱・咽頭痛・頭痛・腹痛・嘔気・鼻閉

 壊死性筋膜炎(人食いバクテリア感染症):劇症型溶連菌感染症、指先や足先など四肢末端部から、1時間に数cmの速さで壊死が進行します。高熱・全身状態不良・局所の主張と疼痛。死亡率は30%以上。

A溶連菌が産生する毒素及び菌体に対する免疫アレルギー、免疫異常による症状。

 猩紅熱:発熱・発疹(サンドペーパー様皮疹)・苺舌

 毒素性ショック症候群(TSS):血流中に放出された毒素に対する免疫アレルギー反応、急性のショック状態となり、多臓器不全を引き起こします。

 リウマチ熱(RF):溶連菌感染症後数週間で発症、心炎・多関節炎・発疹(輪状紅斑)・皮下結節・不随意運動。

 血管性紫斑病(HSP、アレルギー性紫斑病、アナフィラクトイド紫斑病、ヘノッホ−シェーンライン紫斑病):溶連菌感染症後1〜3週間後に発症、四肢に多い皮下出血(紫斑)・浮腫・腹痛・嘔吐・関節炎・腎炎。

 急性糸球体腎炎:溶連菌上気道炎から1〜2週間後、皮膚感染から3〜6週間後に発症、血尿・浮腫・高血圧



Q4.
治療法はどうするのですか?

ペニシリン系抗生物質療法が有効です。


Q5.
予防法は有りますか?

ワクチン(予防接種)は有りません。手洗いやうがいなどで、溶連菌の飛沫感染を防ぐことです。




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