“トルコが中国からミサイルを導入?”
トルコ共和国は、中国精密機械輸出入総公司(CPMIEC)から、約34億ドルで防空ミサイルシステム(FD2000、レーダー・ミサイル発射装置・迎撃ミサイル)を導入することを決定したと報道されています。
トルコは北大西洋条約機構(NATO)加盟国であり、米国の仮想敵国は中国であり、その防衛システムとNATOの既存システムと互換性がありません。中国へ軍事機密が漏洩したり、NATOがサイバー攻撃を受ける可能性もあります。何故、米国の「ペトリオット」や伊・仏連合の「アスター30」ではなく、中国製を選択したのか?トルコのエルドアン首相の思惑を慎重に吟味し、各種条件を提示して再考を促すべきです。
中国は、ミサイル防衛システムの共同生産、戦闘機などの兵器生産技術移転も提案していると見られます。また、トルコ西部大開発政策に伴う鉄道建設やテクノ・パーク設立に対する協力も申し入れているようです。
親日国家トルコが、低迷しているEUへの加盟方針を転換し、中国と連携して自主独立のトルコ帝国再興を目指すのであれば、世界経済のみならず新世界秩序確立にも大きな衝撃を与えることに成り、日本としても看過できることではありません。
反テロ国家、親日国家への武器輸出を全面解禁し、我が国防衛産業の国際競争力強化の為に、ありとあらゆる手を尽くすことは、日本の安全保障政策のみならず、輸入資源確保や最先端技術製品輸出の鍵となります。 |