| 腫瘍マーカーって何? 最近、新聞やテレビなどで腫瘍マーカーという言葉を見たり聞いたりすることが多いと思います。 腫瘍マーカーという言葉は1970年代から用いられるようになり、今では医療関係者ばかりでなく、一般の人にも知られるようになりました。 ●がんを発見する検査! 腫瘍マーカーとは、がん細胞の目印とも言える物質の総称です。つまり、がん細胞はある特殊な物質をつくり、それを血液中に放出します。従って血液の中の腫瘍マーカーを測ってみると、がんの存在を疑ったり、証明したり、その大きさを予測したりすることが出来るわけです。また、がんの進行程度を知ることもできます。 腫瘍マーカーの代表的なものには、胎児性タンパクといわれるものがあります。つまり、本来胎児にある物質と同じようなタンパクが、がん細胞からも産生されていることが分かり、それを測って診断に利用しているのです。最近ではモノクローナル抗体という研究も進んで、いろいろな新しい腫瘍マーカーが発見されるようになりました。 ●腫瘍マーカーの例 最近ではいろいろな腫瘍マーカーが発見されています。例えば、CEA:胃がん・大腸がん等、エラスターゼI:膵がん等、CA19−9:膵がん、胆道がん等、AFP:肝がん・睾丸しゅよう・卵巣がん等、PIVKAII:肝がん等、PAP&PSA:前立腺がん等です。 |