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確かに、触診だけで早期乳がんを診断することは、必ずしも容易ではありません。しかし、しこりを触れることは、思ったより簡単です。自己触診法に従って、まずしこりをさがして下さい。 |
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ていねいに乳房を触れると、軟らかい脂肪の下に、ある程度凹凸のある、脂肪より硬く感じる乳腺の組織を触れます。生理のときは、それがより硬く触れます。正常な乳腺は、ある程度硬く触れても、孤立したしこりではなく、どこが境界か分からない連続した塊として感じられます。 |
3. |
自己触診でみつけたいのは、まわりの乳腺とは孤立した、ある大きさをもつ塊で、板や石のように弾力性のない硬いものです。 |
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しこりを見つけたら、すぐかかりつけ医に相談して下さい。乳腺がやや硬いだけで異常ではないかもしれませんが、その経験をその後の自己触診で役立ててください。 |
5. |
乳房のしこりは、がんだけではありません。代表的なものに乳腺症があります。ホルモン分泌の異常で、乳腺に変化があった時に乳腺症になることから、閉経前に多く見られます。圧痛があることもあり、境界がはっきりしない塊のこともあります。また、表面に小さなゴツゴツしたものを触れたり、表面が滑らかな円い隆起のこともあります。乳腺症は良性のものですから、診断が確定したら放置しておいても良いでしょう。 |
6. |
ただし、毎月の自己触診は続け、6カ月〜1年に1回は乳房の超音波検査を受けましょう。 |
7. |
乳がんの家系の方や更年期以後の方は、1〜2年に1回は、必ず乳房X線検査(マンモグラフィ)を行い、微細集簇石灰化異常所見等で、数mmサイズ異常の微小乳がんを早期発見・治療したいものです。 |